基礎位(一白水星)の意味

一白水星の象意

印鑑の円は、九星気学における円の方位と連動しています。

どこの方位(部位)にどのように、どのくらいの角度と太さで文字と接触しているかで運気は変わります。印相師はそこを微妙に調整しながら、運気の増大を図るように作成していきます。

一白水星が司る基礎位の詳細

九星気学では一白水星(いっぱくすいせい)は北の方位を意味しますが、九星の盤は上下を逆さまに映していますので、盤を見るときは真下の位置になります。

基礎位は別名【住居位】とも言われます。

生活の基礎となる「衣食住」のうち、もっとも大切なものは「住」であります。家は人の生活の起点となり、家族の中心地であり、また一生のうちで最も高い買い物でもあります。

基礎位は易でいうところの「坎(かん)」を意味します。季節は「冬」、時間は「真夜中」、象徴されるのは「水」と「静」。

夜の寒さと暗さをしのぐところから転じて「住居」を意味するようになりました。

また一白水星は人生の「晩年運」を象徴する方位でもあります。

基礎位(住居位)が充実していると、若い時に苦労しても、中年以降に運が開け、自分の家も持てるようになります。老後も安定した生活を送れるようになれる方位です。

逆にこの部位が貧弱だと、運気の浮き沈みが続いて、一生家が持てなくなります。年をとっても自分の居所が定まらず、生活拠点を転々を渡り歩く不安定な人生になる暗示があります。

健康面では腎臓が悪くなり、新陳代謝が衰え、精力の減退につながります。早くから老け込む、衰退の運となりますので、注意が必要です。

人生の要になる故に【基礎位】と呼ぶのです。

一白水星の象意(意味)について

九星気学によるそれぞれの星には無数の意味があります。全てを記すことはできませんが、比較的重要で占いでもよく使う意味の一覧表が下記になります。

キーワード水、交わり、流動性、煩悶、忍耐、思考、秘密、裏表、色情
人物中年、船員、書家、画家、外交員、浮浪者、病人、囚人、夜警、逃亡者、亡命者、ホステス、売春婦、溺死者、妊婦、死者、愛人、乞食
職業水産、船舶、漁業、印刷、設計技師、醸造、染物、僧侶、塗装、酒屋、飲食店、魚屋、牛乳屋、釣具店、バー、サウナ、浴場、風俗店
場所北、河川、湖、池、沼、井戸、海、プール、水源地、窪地、穴、温泉、宴会場、水族館、滝、医院、葬儀場、裏門、水門、浴室、寝室、洗面所、床下、地下室、喫茶店、海水浴場、暗室、刑務所、留置所、溝、ホテル
物象インク、墨汁、塗料、万年筆、ボールペン、油類、印刷機、ガソリン、針、水晶、帯、紐、位牌、石碑、仏壇
飲食物酒類、アルコール類、ソフトドリンク類、飲料全て、ヨーグルト、チーズ、脂肪分、塩、醤油、塩漬け物、塩辛い物、吸い物、魚介類、全ての海産物
人体と病象腎臓、糖尿病、鼻、耳、水腫、吹き出物、婦人病、尿道、性器、痔、アルコール中毒、下痢、肛門

もっと多くの象意が知りたい方は、九星気学の専門書を見て研究するのもよろしいかと思います。

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